にちじょうパンプキンチーズマフィン

2013年10月05日

チョコレートの町/飛鳥井 千砂

雨降りの日、ゴロンゴロンしながら読み終えた本。

「チョコレートの町/飛鳥井 千砂」

2013100503


不動産会社の支店で店長の遼は、故郷にある店舗に一時的に赴任することとなった。シャッターの下りた商店街、傍若無人な昔の同級生、どこか馴染めない家族…。一刻も早く元の店に戻りたい遼だが、友人の結婚問題や、父親の退職などを経て、徐々に気持ちが変わってゆく。―俺、ここに帰ってきたいのか?「故郷」を持つすべての人の胸に、チクリとした痛みと温かな想いを呼び起こす物語。

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18歳で生まれ育った町から離れ、ずーっとそのままの人も多いんだと思います。
そんな人が読むと、「うんうん」て思えるトコも多いかな。
年齢によってまた少し思いが違うとは思いますが。

久しぶりに実家に帰っての、実家のようすが、なんともおもしろかったです。
あ〜、この感じってあるよな〜と。

私は生まれたトコから絶対離れたいという思いで家を出てそのまま・・・ですが。
大っ嫌いだった町に対する気持ちも、この歳になってやっと変わってきました。
なんやかんや思っても、やっぱり故郷があるのっていいな〜と改めて思わせてもらった本です。

okiraku_r at 01:30│Comments(0)○読書 

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